「3/4×8−2/3」正しく計算できる？

小学校で習ったはずの分数の計算でも、普段は使うことがないのでやり方を忘れている人がかなり多いかも？

気になる答えと解き方はスクロールしてみて！

答えは？

この問題のポイントは整数と分数の変換です。今回の問題のように整数と分数が混ざった計算をするときは、どちらかの形に揃えてから計算をしましょう。整数を分数に直すときは、まず分子は整数と同じ数のまま分母を1にして、分数に変換してから計算しましょう。
まずは掛け算の「3/4×8」を計算します。整数の「8」を解説した方法で分数に変換すると「8/1」になります。
式が「3/4×8/1」になったので、あとは掛け算を計算するだけです。分数の掛け算は分子どうし、分母どうしをそれぞれかけて計算するので「3/4×8/1=(3×8)/(4×1)=24/4」になります。分子と分母をそれぞれ4で割って約分をすると「6/1」になります。
この結果を式に戻せば「6/1−2/3」になります。次は引き算をするために通分をして分母を揃えましょう。分母は「1」と「3」ですが、1を3倍すれば3になります。よって「6/1」は分子と分母にそれぞれ3をかけて「18/3」と通分できます。「18/3−2/3」と分母が揃ったので、あとは引き算を計算するだけです。分数の引き算は分子を使って計算すれば良いので「(18−2)/3=16/3」。約分はできないので答えはそのまま「16/3」になります。

わかりましたか？

普段は電卓やスマホに頼りがちな計算ですが、自力で考えようとすると、意外と戸惑ってしまうこともありますよね。たまにはクイズで腕試しをして、鍛えておきましょう！

文／andGIRLweb編集部