どちらのカロリーが高い？

スタミナ料理の代表格「うなぎの蒲焼」と、洋食の定番「白身魚のムニエル」。どちらも魚を使ったメニューですが、調理法や使われる食材によって、そのカロリーには大きな違いが生まれることがあります。

うなぎの蒲焼は、脂ののったうなぎを甘辛いタレで香ばしく焼き上げた、ごはんが進む一品。一方、白身魚のムニエルは、あっさりとした魚に小麦粉をまぶし、バターや油でこんがり焼き上げた、やさしい味わいの料理です。

どちらも美味しく、食卓の主役になれる魚料理ですが、実はカロリー面では意外な差があるんです。脂の量、タレやバターなどの調味料、そして調理方法の違い・・・それらをふまえて比べてみると、どちらが高カロリーなのか見えてきます。

ではここでクイズです！次のうち、一般的にカロリーが高いとされているのはどちらでしょうか？

なお、今回の比較はうなぎの蒲焼（80g）、白身魚のムニエル（80g）の場合です。

正解は・・・？

答え：うなぎの蒲焼（228kcal）

うなぎの蒲焼のカロリーは228kcalに対して、白身魚のムニエルのカロリーは、170kcalです。

同じ80gという条件で比べた場合、うなぎの蒲焼の方がカロリーが高くなります。その理由は、うなぎ自体が非常に脂の多い魚であることにあります。うなぎは天然の脂肪を豊富に含んでおり、加えて蒲焼にする際には甘辛いタレとともに何度も焼き上げるため、タレの糖分や照りを出すための追加の油分も加わり、カロリーが高くなりやすいのです。

ムニエルは小麦粉とバターで調理しますが、白身魚自体の脂肪分が少ないため、全体としては比較的カロリー控えめに仕上がります。

つまり、魚料理といっても種類や調理法によってカロリーは大きく変わります。スタミナをつけたいときはうなぎ、ヘルシーに抑えたいときはムニエル、というように使い分けるのもおすすめです。

※商品や調理方法などによって差があることもあります。あくまで目安のカロリーであることをご了承ください。

出典：あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート（www.asken.jp）