BEAUTY
【小嶋陽菜&杉谷恵美】フェムケアへの考え方とは?ケアを始めたきっかけや効果についてインタビュー
「フェムケア」「フェムテック」という言葉が一般的になりつつありますが、まだ始めていない人も多いよう。そこで、フェムケア商品を発売した小嶋陽菜さんと、20年以上フェムケアに取り組む杉谷惠美さんにご自身のフェムケアのこと、商品作りについてお伺いしました。
小嶋陽菜さん&杉谷恵美さんのフェムケア対談
フェムケア商品を発売した小嶋陽菜さんと、その開発をサポートした杉谷惠美さんにフェムケアへの向き合い方をお伺いしました。
杉谷惠美さん(写真・左)
ビーバイ・イー代表取締役。女性誌ライターとして働いているときに子宮内膜症と診断され、植物療法を学ぶ。自身の病気を癒した植物療法を広めるため、オーガニックアロマスパ「シンシア・ガーデン」を青山にオープンし、現在は「ママバター」や「リンレン」など、さまざまなナチュラル&オーガニック商品の開発を手がける。
小嶋陽菜(写真・右)
heart relation 代表取締役CCO。アイドルグループ・AKB48を卒業後、ライフスタイルブランド「Her lip to」を立ち上げ、プロデューサーを務める。現在はアパレル、ランジェリー、ビューティの事業を手がける。3月1日(土)には、ランジェリーブランド「ROSIER by Her lip to」から初のフェムケア商品を発売。
「ROSIER by Her lip to」からフェムケアラインが登場
成分、香り、 見た目にこだわり完成まで2年!
左・ウェルサイユ フェムローズウォッシュ 150mL ¥3,300、右・同 フェムローズオイル 30mL ¥4,900/ともにROSIER by Her lip to
コスメキッチンとビープルの全店舗、ウェブストア、「ROSIER by Her lip to」公式オンラインストアにて発売中。
フェムケアを始めたきっかけを教えてください。
小嶋さん「2017年にアイドルを卒業し、自分自身と向き合う時間が増えました。ちょうどフェムテックという言葉が聞かれるようになった頃で、私自身30代にさしかかる年齢だったこともあり、女性としてのこれからの生き方を考えるように。そこで専用ソープを手に取って使い始めたことが習慣になりました」
杉谷さん「私の場合は子宮内膜症のひどい症状が表れ、いろいろ調べた結果、布ナプキンがいいと知り、藁をもつかむ思いで使い始めたのが最初です。20年以上も前のことです。布ナプキンは使い捨てのものと比べて快適ではありません。だから、ナプキンに経血がつかないように常に腟を締めるようになり、今では生理の経血を腟内に溜めておき、トイレで排出するようにコントロールできるまでになりました。出産を経ても尿漏れもないですし、お風呂からあがる際に腟から水が垂れてくるようなこともありません」
フェムケアをすることでどのような効果を感じましたか?
杉谷さん「フェムケアを始めると自己肯定感が上がると思います。自分のことは後回しにして、夫や子ども、両親など人のためにがんばっている女性って多いですよね。でも、自分のいちばん大切な部分にフォーカスして自分を愛することで、自分を好きになれる人が多い気がします。私もそうでしたから」
小嶋さん「〝セルフラブ〟という言葉が広まり、自分を大切にする習慣が増えていますよね。自分の体に触れたり自分を知ることが、自分を大切にすることにつながるような気がしますね」
杉谷さん「自分の大切な部分に向き合うことで、PMSや生理痛、ホルモンバランスの乱れなど婦人科系統における不調も改善していく気がします。PMSになると月の半分以上は体調がすぐれないけれど、それがなくなれば人生が大きく変わるはず。あと、腟は粘膜なので、そこをちゃんと保湿することで全身の肌が潤い、キレイになる人も多いです」
撮影/上田裕輝 取材・文/水浦裕美 ※andGIRL2025年春号より
あわせて読みたい

BEAUTY
2025.04.22
【2025年最新】目的別おすすめフェムケアアイテム12選│何使えばいいか迷ったらコレ!最新アイテムをたっぷりご紹介